「MDA静電気除電米菓米の精米」は、本格米菓のうまさと食感作り、高効率生産に貢献するシステムです。
精米工場で大量に発生する「静電気」を効率良く取り除き、静電気による負荷を排した理想的な製造環境で原料もち米の搗精・精選を行うことにより、無理な力を加えなくても、糠切れの良い高品質のもち精米に仕上がります。精米機の搗精圧力を10~30%ほど低減でき、摩擦熱による穀温上昇を迎えた「おコメにやさしい低温精米」を可能にします。
良質の原料玄米だけでなく、うるち米に比べ米質がもろく割れやすいもち米でも割れや砕米ロスを最小限に抑え、綺麗なもち精米に仕上げることができ高歩留まり・低コストです。
MDA米菓米の精米は浸漬条件に優れるため、蒸し米特性が良好で、蒸し熱が早く入ります。
蒸し時間を10~20%短縮し、または蒸気熱を10~20%低減できるため、作業時間やコストの低減につながります。外硬内軟な弾力のある蒸し米で餅生地のコシが良く出て、良く伸び美味しさが増します。
米菓加工は粘度特性(最高温度、最低温度、ブレイクダウン)が良好で、焼成した時タテ浮きし、食べやい食感になり美味しさが増します。 切り餅・丸もち等は餅生地の腰が良く出て、伸びが良く、喉越しの良い餅製品に仕上がります。