(生ハム、ボンレスハム、ベーコン、コンビーフ、ソーセージ等の食肉の加工、製造)
畜産加工品はヨーロッパを中心に多くの製品が製造されている。
日本では日本農林規格(JAS)に従って製造されている。
ハム類、ベーコン類は豚肉の部位を整形・塩漬・燻煙・湯煮・包装などの共通工程を経て製造されています。
ソーセージ類は家畜、家兎などの肉や臓器や過食部分をひき肉、またはすりつぶしたものに魚肉(15%以下)調味料、香辛料で調味し粘着補強剤、酸化防止剤を加えたものをケーシングに充填したものを燻煙(又は燻煙なし)、加熱乾燥したものと定義しています。
その他原料に臓器を主とするもの、小麦粉、澱粉、コーンなどを加えたもの、野菜、米、麦などの穀物粒を加えたものなどがあります。
コンビーフ類は牛肉の塊を血絞りし、乾塩法で塩漬し、加圧釜で115℃~118℃、90~100分蒸蒸し、温かいうちに肉繊維をほぐし、牛脂、砂糖、調味料で味つけし、間に圧縮充填し、脱気、真空巻締めを行い110℃~115℃で60分加熱殺菌製造されます。
缶は台形の枕缶に詰められます。
MDA畜産加工装置はこのような畜産加工製造の中で食の安全安心をサポートするとともに美味しさを発現せしめ、製造時間を短縮し、節電省エネとコストダウンを図ることができます。今日、実用化され効果をあげています。
本装置は交流高圧高電位発生装置と高電位を印加する複数の電極からなっています。交流高圧高電位発生装置から発生した交流高電位は食肉に印加され、有害菌の増殖を抑制するとともに、酸化劣化を抑制し鮮度を長期間保持させることができます。
また塩漬調味料漬の漬け込み工程で高電位を印加させることで食肉に速やかに塩分や調味液を浸透させ味つけ工程を短時間で行うことができます。
使用する水は交流高電位を印加して調製された電子水を使用します。
また蒸煮や加熱する工程においても交流高電位を印加して調製された電子水を使用します。
また蒸煮や加熱する工程においても交流高電位を印加することで熱の伝導率を高めて大幅な時間短縮と電力消費を節減することができます。
このように本装置は高効率高品質と節電省エネ生産が可能になりコストダウンが可能になります。