MDA電子システムを麺類製造の小麦粉や水に使用すると、小麦粉のグルテンと呼ばれるタンパク質が改善され、アシ・コシの強い麺が得られます。
通常、小麦粉は製粉後、グルテン質が不安定なために長時間の自然酸化過程を必要とします。このため小麦粉の安定化による品質の若干のバラツキが生じます。これらの小麦粉にMDA電子を通電供給することにより、小麦粉の安定化(自然酸化)を短時間で処理出来ることから、品質のバラツキを調整し、麺類製造に適した条件の安定した小麦粉を得ることが出来ます。
また、水はマイナスイオン帯電化することにより、水の浸透圧が高まり小麦粉の吸水性を高めます。小麦粉と水のMDA処理は麺類製造の酵素の働きを良くし、グルテンのタンパク質結合を高め、粘弾性が増します。その結果アシ・コシの強い麺が出来るうえ、麺体から茹で水への溶出量が減少します。小麦粉や水のMDA電子処理によって麺類がおいしくなるほか、破菌作用・制菌作用により麺類の鮮度も保つことが出来ます。
MDAイオン水で炊飯したMDA精米は年間を通して安定した炊飯が可能で、高品質、高歩留り、高食味の炊飯米を提供することができます。
MDA精米のMDA炊飯と従来の精米の通常炊飯における炊飯過程の各段階でのその特性を比べますと下記、表1の通りです。
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MDA麺類の製造
MDA麺類の製造特徴
1.小麦粉の吸水性を高め、歩留まりを向上させます。
2.麺の粘弾性を高め、アシ・コシを強めます。
3.麺の生地ダレを抑え、白度も増します。
4.茹で時間の短縮が図れます。
5.麺類がおいしくなります。
6.グルテンの老化を抑えます。
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